ケータリングカーの依頼は業者に！イベントで飲食物を提供するために必要な手続き

会社のイベントや展示会を楽しく盛り上げるのに欠かせないフード・ドリンク販売ですが、実は出店するには多くの許可取りや申請手続きが必要なのをご存知でしょうか。こちらでは自社でケータリングカーを用意し、飲食物を販売しようとお考えの企業様へ向け、飲食物を販売するために必要な手続きの一部を簡単にご紹介いたします。

まず、イベントなどで飲食物を提供するには、所轄の保健所が発行した営業許可証が必要になります。飲食店がケータリングカーで出店する場合も同様です。この営業許可証は、販売する地域を管轄する保健所に申請します。イベント会場が複数ある場合、それぞれの地域の保健所が発行した営業許可証が必要です。営業許可証取得までの流れは以下のとおりです。

1．事前相談

2．申請書類の提出

3．ケータリングカーのチェック日時の調整

4．施設（ケータリングカー）の検査

5．営業許可証の取得

なお、提出する書類の中には「ケータリングカー設備の概要や配置図」「仕込み場所の水質検査証明書」「検便検査成績書」などあらかじめ準備が必要なものもあります。

車内で仕込みを行うには、大量の給排水設備（200リットル程度）が整ったケータリングカーでなければなりません。ほとんどの都道府県で自宅での仕込みは許可されておらず、車内での仕込みが認められない場合は仕込み場所を確保します。仕込み場所を決めたら、管轄する保健所に申請して営業許可証を取得します。なお、キッチンカーの出店場所と仕込み場所の保健所が別の管轄だった場合は、それぞれの保健所に申請しなければなりません。

ケータリングカーで飲食物を販売するには、出店場所への許可取りが必要になります。道路で販売する場合は、警察署に「道路使用許可申請書」を提出し受理されれば営業が可能です。公園の場合も同様に、管理する各自治体に事前に申請して許可を取らなければなりません。イベント会場が駐車場の場合は、駐車場を所有する企業や団体に申請して許可をもらいます。無断で営業すると罰せられるので要注意です。

手軽にみえるケータリングカーの出店ですが、実はこのように面倒な申請や手続きが山積みです。事前の申請だけでかなりの労力を要し、イベント前に疲れ切ってしまうことになりかねません。こういった手間や労力を削減するためにも、イベントでケータリングカーを出店したいとお考えであれば、ケータリングカーの出店を行う業者への依頼をおすすめいたします。すでに許可を取得した上で出店を行っているため、自社でケータリングカーを用意する手間がかかりません。

ケータリングカーのフード・ドリンク販売は、イベント当日の集客や調理、販売などに気を取られがちですが、実はその前に様々な準備や手配、手続きを行わなければなりません。自社でケータリングカーを用意する際には、保健所への申請、場所の確保や許可証取り、資格を得るための講習参加、食材の手配や仕込みなどを進める必要があります。こういった手間を削減するためにも、イベントで飲食物を提供したいとお考えの場合、ケータリングカーの出店を行う業者に依頼することをおすすめいたします。

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